『幸福の黄色いハンカチ』

映画

幸福の黄色いハンカチ [DVD]

幸福の黄色いハンカチ [DVD]

だいぶ前に見た事ありましたが、今回、健さんに注目しつつ再度見ました。


いや～、健さんカッコいいな～～。
足は長いし、背は高いし、ぶっきらぼうだし、でも行動力あるし。まさに昭和のアイコンたるにふさわしい。
基本的に礼儀正しいんだけど、しつこい桃井かおりにニヤつきながら
「うるせえなぁ」
とか乱暴な口をきいたりもする。ああ。ギャップ萌え。

「女性は咲いた花のように壊れやすい、もろいものなんだ」
という言い方にふさわしく、女性に対しては紳士的に接するんだけど、まさに壊れやすい花を扱うがごとしで、花の気持ちまでは忖度しないというか、そういうとこには神経が全然行かないんですよね。
迷惑をかけたら、できるだけ早く身を退くのが礼儀だと思っちゃってる。
女にも気持ちってあるのよ、と思いつつ、でもその分かってない感じがいいんだよな、と思っちゃう私はやはり昭和の女なんでしょうか。

倍賞千恵子が
「奥さん、病気なの？」
って聞いたのは私には自然に思えたけど、男から見るとあれは完全に
「女からモーションをかけている！！」
というふうに写るらしい。そうかも知れません。
いいじゃん、あの不器用なかけひき、たまんないよなぁ。

武田鉄矢と桃井かおりのぐだぐだコンビがまたいい味を添えていますね。
この話、ストーリーだけ取ってみればごくシンプルな話なんだけど、登場人物の人間味がそれ以上の何かにしてるんですね。

というありきたりな事しか言えなくてすいません。
何も感じなかったということではなく、この作品に関してはたくさんの人がたくさんの事を言ってくれてるので、私ごときが付け加えることはもうないっていう感じです。