『容疑者Xの献身』
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2009/03/18
- メディア: DVD
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食わず嫌いせずに人気作をみてみよう」キャンペーンその1。
これは良かったです。見てよかった。
見た人なら9割は言うと思いますが、堤真一がよかった。あと松雪泰子が上手です。数日前に
「デトロイト・メタル・シティ」見たとこだったんであまりのギャップに
「女優さんてこわい・・・」
と思っちゃいました。^^; そのぐらい上手いです!!
後のキャストはかなりどうでもよかったですね~。某天才物理学者と某若手女性刑事は、他の誰がやってもいいんじゃねぇか、って感じでした。特に
「先生にとって辛すぎるなら、アタシも一緒に受け止めます」
とかいう台詞はもう、勘弁してくれ、と思いました。この独善的乙女心は何歳まで許容可能なんですか。もういいんじゃないですか。
ラストシーンは、あれでいいんだろうと思いました。やっぱり、彼一人犠牲にして自分だけ幸せになれないと思うのが人情ですよ。いくら罪悪感を持ってはいけないなんて言われたって、絶対無理だと思う。
ぶっちゃけ、最初から素直に自首してれば良かったんだよ、っていう話になりそうですが、それとこうやってぐちゃぐちゃにした後で違うのは、あの奥さんがとにもかくにも、1人じゃないって思えるようになったことじゃないでしょうか。
最初の段階で自首してたら、あの奥さん1人で暗黒に陥ってしまう。
でも彼が犠牲になってくれたことで、共に辛い道を一緒に歩けると思えば、少しは救われると思う。
2人がぼろぼろに泣いてたシーンは、ほんとに泣けました。T_T